BMWのブランド・フレンドであり、普段からBMWの車に乗って各地へと足を伸ばしている俳優の井浦 新さん。
今回は電気自動車(BEV)である「BMW iX M60」を走らせ、晩秋の箱根へ1泊2日の旅へ出ることに。自らステアリングを握り、美しい自然の中を走る。その道中で見えた景色、そして電気自動車がドライバーにもたらしてくれる恩恵とは。
※このページは『Esquire 日本版』より一部改変の上、転載したものです。
アプリから届く100%の通知がスタートの合図
まだ窓の外が薄暗い早朝。ダイニングで淹れたてのコーヒーを飲んでいると、スマートフォンに通知が届く。車が100%フル充電された合図だ。僕が選んだBMWの電気自動車「BMW iX M60」は、満充電になるとアプリで教えてくれる。今日はこれから1泊2日のロードトリップへと向かう。目的地は箱根。準備していた旅行トランクを手に旅へ出る。
電気自動車だから早朝の街も気兼ねなく走れる
朝の光が映し出す建造物と自然とのコントラスト。そんな風景の街中を「BMW iX M60」で駆けぬける。エンジン車に比べて振動が少なく、静粛性も高い。だから、早朝の住宅街を出発しても、騒音で迷惑を掛ける心配もない。東の空から車内にオレンジの朝日が差し込む。静寂に包まれたこの空間に、ラジオのパーソナリティの声が染み渡るように広がっている。
広い視界と、膨大な可能性を秘めた航続距離
この車のドライバーズシートは視界が広いから周囲をよく見渡せる。流れていく景色を横目に、季節の移ろいに思いをはせる。以前この道を走ったのはいつだったろう。
家族旅行? 今日と同じくひとり旅? いや、たしか映画の撮影か…。そんなことを考えながら残りの航続距離を確認すると、まだまだどこまでも走れそうだ。「BMW iX M60」はロングドライブに水を差すことなく、どこまでも僕を導いてくれる。
近未来的なディスプレイはルックスと操作性がGOOD
窓からの眺めを美しいと感じるためには、風景を切り取るフレーム枠となる内装も大切な要素となる。「BMW iX M60」にはコントロール&インフォメーション・ディスプレイで構成された一体型ユニット「BMWカーブド・ディスプレイ」が備え付けられている。
人間工学に基づく設計でドライバーの操作性と視認性を向上してくれるそうだ。音声やジェスチャーなどの直感的な操作も可能とした次世代のパネルは、その美しいデザインも相まってドライブ気分を高揚させてくれる。
マルチファンクション・シートで寒い季節のドライブも楽しくなる
キルティング仕様の「マルチファンクション・シート」は、操作ひとつで快適な温度に温めてくれる。身体を揉みほぐす機能まで備えた優れものだ。肌なじみのいいレザーシートはヘッドレストが一体型なのもお気にいり。車内のミニマルなデザインに調和をもたらしてくれる。
「Mパフォーマンスモデル」ならではの奥深い走り
どこまでも続く一本道を走る。思い通りに加速する電気自動車ならではのパワフルなトルクが、次の場所へと僕を急(せ)かす。走行モードの違いによって走りの感触が変わるから楽しい。「スポーツモード」を選びアクセルを踏み込むと、窓の外の景色がまるで光の矢のように後方へと流れ消えていく。これだけ力強い走りにも関わらず、車内は静かだ。
オーディオスピーカーからは、ドイツ出身の音楽作曲家ハンス・ジマーが手がけたサウンドが流れている。これも、BMWの電気自動車ならではの楽しみのひとつだ。
改めて感じた「BMW iX M60」の魅力とは
都内から箱根までのドライブを終え、「BMW iX M60」を旅先のホテルでチャージ。よく晴れた晩秋のロードトリップの感想やいかに? 井浦さんに旅の感想を尋ねてみた。
「走っていてとても気持ちがいいです。ドライビングモードがいくつもあるので、長旅でも走りにアクセントをつけられるので楽しいです。BMWカーブド・ディスプレイも気に入っています。見やすく、操作がしやすいので、運転をアシストしてくれます。走りもデザインも最高の車だと思います」
駆けぬけた車:BMW iX M60
Profile:井浦 新
1974年9月15日生まれ、東京都出身。1998年「ワンダフルライフ」で映画初主演。以降、映画、テレビなどの話題作に数多く出演。2024年の出演作は、映画「ゴールデンカムイ」「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」「東京カウボーイ」「ラストマイル」、ドラマ「大河ドラマ 光る君へ」「おっさんずラブ-リターンズ-」「アンメット ある脳外科医の日記」「ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-」「無能の鷹」など。現在、主演映画「徒花-ADABANA-」が公開中。
待機作に、映画「MIRRORLIAR FILMS Season6『カフネの祈り』」(2024年12月13日公開予定)、「世界征服やめた」(2025年2月公開予定)などがある。 また映画館を応援する「ミニシアターパーク」、アパレルブランド〈ELNEST CREATIVE ACTIVITY〉ディレクター、サステナブル・コスメブランド〈Kruhi〉ファウンダーを務めるなど、その活動は多岐にわたる。
Model / Arata Iura
Photograph / Tat
Videographer / Tsuyoshi Hasegawa
Styling / Kentaro Ueno
Hair & Make-up / Eriko Yamaguchi
Video Produce / Tomonobu Yamamoto(Hearst Digital Japan)
Text / Kazuhiro Nanyo
Edit / Kotaro Tsuji
撮影協力:東急ハーヴェストクラブVIALA箱根湖悠