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プロゴルファー・谷原秀人選手が語る「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」。基本的にプロしか出られないツアーナンバー1を決める大会。メジャーでもありますし、誰もが勝ちたい大会です。

選手会としても盛り上げていくためのプランはたくさんあるのですが、実現させるには時間がかかるので、早め早めに動いていきたいですね。

思い出すのは、BMWさんがサポートするDP ワールド・ツアー「BMW PGA Championship」に出場したときです。規模がすごく大きくて、会場の雰囲気などからもすごい大会に出ているんだ、という気持ちになりました。大会を盛り上げよう、いいプレーを引き出すために選手たちの気持ちを盛り上げよう、というBMWさんの思いや力が伝わってきます。18番はホール全体が大きなスタンドに囲まれていて、風向きも変わってしまうほど。スタンドの高さは10メートルぐらいあるのかなあ。ビルの3、4階ぐらいではないですかね。「The Open Championship」の18番の雰囲気に近い。そのスタンドにお客さんがいっぱいに入っているんですから、プレーしていても楽しいですよね。 

谷原プロ

BMWさんがスポンサーになっていただいたことで、「日本ゴルフツアー選手権」も同じ方向に進んでいけると思います。将来的により大きな規模の大会にするために、まずは来ていただいた方の全員が「楽しかったな」と思えるように努力していきたいと思います。 

この大会には3位に2度(2014、16年)入っているのですが、苦手ですね。なぜかは分からないけれど、あの時期は調子が悪いんです。コースが苦手とかではなくて、ボクの調子が悪い。今年は何としても調子を合わせたいです。 19年の初日にホールインワン(13番パー3)を達成していますが、ホールインワン賞が決勝ラウンドだけだったので、車をもらえなかったことは覚えています(笑)。 

谷原プロ

優勝すれば海外ツアー2大会の出場権が得られることも嬉しいですし、選手のモチベーションになります。自分が行きたい気持ちはもちろんあるのですが、ボクはもう海外の雰囲気を知っているので、若い選手に経験してもらいたいという思いもあります。あの盛り上がりを知ったら、もっとツアーを盛り上げなくちゃいけないという自覚が出ると思うんですよね。日本でも、ああいう試合ができるようにしないといけない、という意識になると思います。 

とはいえ、絶対に勝ちたい大会です。メジャーに2つ勝ったので(2016年/日本プロ、21年/日本シリーズ)、3つめが欲しいという気持ちには当然なります。あとは天気ですね(笑)。良すぎても暑いんですけど、けっこう雷雨とかも来る大会なので、選手にとってもギャラリーにとっても、いいコンディションに恵まれてほしいです。選手は盛り上げるために絶対にいいプレーをすると思うので、ぜひ多くの方に見に来てほしいです。今回は練習日もギャラリーが入れるので、プロがどういう練習をしているのかなどの部分も、間近で見てもらえるチャンス。どんどん見に来てほしいですね。 

おすすめの観戦ポイントは、1番グリーン、2番ティ、17番グリーン、18番ティです。あまり移動しなくても、この4ホールでいろいろな選手のいろいろなプレーが見られる。ボクだったら、このエリアで見たいです。 

最高グレードの「BMW ULTIMATE VIP」チケットは、PGAツアー「BMW Championship」も現地で観戦できて、宿泊がついて100万円ってお得ですね。時間があったらボクが行きたいぐらい(笑)。ホールアウトした選手がVIP用ラウンジにあいさつに行ってお話をするのは、海外では普通に行われていることです。日本で行われてこなかったのが不思議なぐらい。選手会としても、より魅力的なものになるように協力していきたいと思います。

2022大会レポート

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