そして、BMWのPHEVは、理想的な重量配分を実現する独自のレイアウトを採用しています。ハイボルトバッテリーを後席下の低い位置に搭載。ガソリンタンクをトランクルーム下に移設することで、前後重量配分はおよそ50:50とし、BMWらしいクルマとの一体感が味わえるハンドリング性能を実現しています。ガソリンタンクトレイには、万が一の後突事故対策としてステンレスダイキャスト製の専用品を開発。さらに重量増に対応するため、リヤサスペンションの構造部材を強化しています。
また電気モーターをトランスミッションに組み込み、エンジンと協調制御する革新的なエネルギー・マネジメントを行うことによって、ドライバーの意志にダイレクトに反応し、パワフルかつ効率に優れたPHEVシステムを構築しています。iシリーズのi8にはじまり、330eセダン、530eセダン、745eセダン、X3 xDrive30e、X5 xDrive45eといったモデルに、これらのテクノロジーを搭載しており、PHEVのリーダーとして存在感を放っています。
この“BMW eDriveテクノロジー”は、長年にわたってBMW Efficient Dynamicsを研究してきたBMWの大いなる成果。環境負荷をおさえるだけでなく、あらゆる場面で、最高のドライビング・ダイナミクスと走行安定性を実現します。
先進の環境性能を徹底的に追求して、ゼロ・エミッション走行を実現する。それと同時に、一切妥協することなく、駆けぬける歓びを磨き続ける。この両方を満たすことで、BMWは他にはない、PHEVの新しい価値を開拓していきます。