多様な文化圏の美しい風景や歴史ある街並み。ヨーロッパを巡るロード・トリップには、たくさんの魅力があります。長年憧れていた旅行が、ついに実現することになった場合。、たとえアメリカでロード・トリップ(※リンク先は英語のサイトです。)した経験がはあったとしても、何を持っていけばよいか不安ですよね。でも、心配はご無用です。この記事でご紹介するロード・トリップの必需品持ち物チェックリストがあれば、安心して出発できます。
さあ、ヨーロッパ旅行計画書を取り出して、一番大切なことに集中しましょう。大切なのは、ヨーロッパでのドライブを思う存分愉しむための準備です。
ヨーロッパを巡るロード・トリップ:クルマに関する必需品
このチェックリストは、ロード・トリップに必要なものをすべて網羅しています。そのため、使用するクルマの車種によっては必要ないものも含まれています。
- 運転免許証と登録証明書。レンタカーの場合、登録と保険を証明する書類。アメリカの運転免許証はヨーロッパの大半の国々で通用しますが、それ以外は国際運転免許証も追加で必要です。申請書に記入するだけで、簡単に入手できます。運転免許証を発行した国で取得しましょう(アメリカでの取得方法はこちら)(※リンク先は英語のサイトです)。注意:国際運転免許証が必要ない国でも、レンタカー会社から提出を求められることがあります。
- 自動車保険証券のコピーと緊急連絡先。
- クルマの取扱説明書。
- タイヤ修理キット、またはスペアタイヤ。
- 車載用緊急対応キット:作業灯2本、反射ベスト(国によっては必須)、バッテリー・ブースター・ケーブル、非常用レインコート、ホイッスル、タイヤ空気圧計、三角表示板、緊急脱出用ハンマー。西ヨーロッパの広い範囲でロードサービスが充実していますが、それでも準備は必須です。なにしろ、どこで事故が起こるかは分からないのですから。
- ドライバー1本、ペンチ数本、スパナ1本。機内持ち込み用の手荷物には入れないでください。
- AUXケーブル。ワイヤレス接続が搭載されていないクルマでも、スマートフォンとカーオーディオを接続することができます。
- スマートフォンをモバイルバッテリーやクルマに繋ぐためのUSBケーブル。
- 冬に旅行する場合は、アイススクレイパーと手袋。
- 紙の地図か、旅程に必要な地図がすべて入った高性能のGPS地図。人口密度の高いヨーロッパでも、道路上では携帯電話の通信が途絶えることがあるので、地図データは必ず出発前にダウンロードしておきましょう。
基本の持ち物チェックリスト:手荷物
衣類、消臭剤、歯ブラシなどの定番アイテムに加えて、次のものがあると大変とても便利です。
- サングラス。日差しの強い国には携行をおすすめします。イタリアでは確実に必要になるでしょう。このロード・トリップの必需品リストに入れるべきアイテムです。
- セーター、もしくはひざ掛けや毛布。ラトビアやデンマークなど、夏でも夜間は驚くほど冷え込む地域があります。
- タオル、水着または水泳パンツ。
- 多用途に使えるジャケット。
- さまざまな天候に対応できる靴(トレッキングシューズ、ビーチサンダルなど)。都市で1日中過ごす場合は、歩きやすい靴が特に重要必須です。
究極のBMW体験:ヨーロッパでの納車
BMW本社があるミュンヘンのBMWヴェルトで、あなたの新車を迎えましょう。新しいBMWでの最初のドライブで、ヨーロッパの風光明媚な道を走ることができます。快適性とスタイルを兼ね備えた新しいBMWに乗って、初めての文化や体験を満喫してください。ヨーロッパ旅行を終えたら、12カ所の拠点のいずれかでBMWを預けましょう。BMWがあなたのお近くのBMWセンターへ、クルマをお届けします。 あなたの知りたい情報がすべてここにあります。(※リンク先は英語のサイトです。)
さらに必要なもの:旅を快適にするアイテム
おそらく、次のアイテムは持ち物リストの中で最も重要です。すべて使うことになるとは限りませんが、どんなに経験豊富な旅行者でも忘れ物をすることはあります。ですから、あるものは全部持っていった方がよいでしょう。文化が異なる複数の国々を巡るのであれば、どこで何が必要になるか分かりません。次のものを荷物に入れておきましょう。
- 懐中電灯。ヨーロッパの北に行けば行くほど、冬場の日照時間は短くなります。また、夏の南部では驚くほど早い時間に日が沈みます。
- 大きめの水筒を数本。水分補給は重要ですから、用心するに越したことはありません。水道水の質は国によって違います。どこの国の水道水なら飲んでも大丈夫なのか、事前に調べておきましょう。西ヨーロッパと中央ヨーロッパでは水道水を飲んでも多分おそらく大丈夫ですが、東ヨーロッパと南ヨーロッパでは注意してください。常にペットボトルの水だけを飲むようにするのが無難んだ方が安心です。
- トイレットペーパーと小銭。特に休憩所のトイレはトイレットペーパーがないところもあり、あったとしても使うのに小銭が必要です。
- 虫よけスプレー。
- お金と身分証明書を入れるポーチ。一般的に、観光客が多い都市ほどスリもたくさんいますからるため、ポケットに財布があるように見せない方がよいでしょう。特にバルセロナ、ローマ、プラハでは気をつけてください。
- 数カ国語の旅行用辞書または多国語翻訳アプリ。誰もが英語を話せるとは限りません。景色の良い田舎道を通る計画があるのなら、なおさら必要です。
- 携帯マグカップ。コーヒーを頼むときに使い捨てカップを買う必要がありませんし、ヨーロッパのゴミ問題に加担せずにすみます。
- 繰り返し使えるボトル。公園や街を散策するときに、巨大な水筒を持ち歩かなくても喉を潤すことができます。
- 乗り物酔いをしやすい人は酔い止め薬。薬の服用を避けたい人は、酔い止めバンドを持っていくとよいでしょう。
- 手指消毒液。手洗い場がないときにあると便利です。
- 緊急用の鎮痛剤・抗炎症剤と救急箱。
- 日焼け止め(SPF30以上)。ご自身の肌に合ったものを携行するようにしましょう。アメリカから来訪される方は、現地で購入するのもおすすめです。ヨーロッパでは日焼け止めの成分規制がアメリカよりも緩いので、品質が高い傾向があります。
- 繰り返し使える買い物袋。EU諸国では、ビニール袋を無償で提供することは違法とされており、イタリアのように全面禁止されている国もあります。たとえ使用が許可されていても、プラスチックゴミを減らすに越したことはありません。
- ハイキングや市内観光など、日帰り旅行に使える中型リュック。水筒、ジャケット、カメラなど、ちょっとしたツアーに必要なものが入れられるサイズにしましょう。BMWライフスタイルコレクションショップでは、アメリカUSA、イギリスUK、南アフリカSouth Africaなど、居住されている場所を問わず、おしゃれなリュックや、その他たくさんのトラベル・アクセサリーを購入できます。
- 傘。
- クレジットカードとキャッシュカード。盗難に遭うおそれがあるので多額の現金を持ち歩かずに、各地域のATMを利用しましょう。ただし、ドイツなど一部の国では、クレジットカードが使えないことがあるので、常に現金を持ち歩く必要があります。オランダや北欧などでは、キャッシュレス決済が浸透しているのでそういった心配はありません。特にスウェーデンでは、現金の使用率はわずか1%未満です。
- スマートフォンの充電器やアダプター。
- もしものときのための海外旅行保険証券。万が一けがをした場合、どの病院でも受け入れてもらえるように備えておきましょう。
- 携帯電話用Bluetooth/ワイヤレス・ハンズフリー・キット。
- アダプター。旅行中に数カ国を訪れる予定がある場合、コンセントが国によって異なるので、ユニバーサル・コンセント・アダプターを持っていくことをおすすめします。ヨーロッパのほとんどの国では、電圧は230ボルト(50Hz)です。コンセントはタイプCかFが最もよく使われています。しかし、もちろん例外はあります。ブリテンイギリス諸島を訪れるのなら、電源アダプターを持ち物リストに追加しましょう。
- 耳栓とアイマスク。ホテルの部屋は、夜間に騒がしかったり明るかったりするかもしれません。南部の大都市は、日が暮れると特ににぎやかになるものです。
完璧主義な旅行者向け:エンターテインメントとコネクション
完璧な持ち物リストには、旅程に予期せぬ空き時間ができたときや数時間リラックスしたいときに、退屈を紛らわすためのアイテムも入れなくてはなりません。ヨーロッパの風景は場所によってさまざまですが、窓の外を眺めているばかりだと単調に感じてしまう道もあります。
- お気に入りのカメラと充電器。スマートフォンで写真を撮ることもできますが、カメラのように上手く撮れないことがよくあります。
- 数冊の本もしくは電子書籍。シュテファン・ツヴァイクの『昨日の世界』はいかがでしょうか?第一次世界大戦の始まりから第二次世界大戦にかけて、失われてゆくヨーロッパの情景を著者の視点から描いています。
- 外出先でスマートフォンを充電するための充電バッテリー。
- VPN。ヨーロッパで利用できないコンテンツにもアクセス可能になりますし、何より、WiFiネットワーク利用時にデータを盗まれないよう保護できます。
- 携帯ゲームや遊べるアプリ。何時間も移動していると、絵画に描かれたような風景でさえ少し飽きてきます。フィンランドの果てしなく続くような森を通ったことがある人には、心当たりがあるはずです。後部座席で遊べるカードゲームや「QuizClash」や「What If…?」などのアプリをダウンロードしておきましょう。
- サッカーボール、バトミントンの道具、フリスビーなど。ビーチを訪れる場合は特に必携です。
- ロード・トリップにまつわる曲を集めた、気分の上がるプレイリスト。
出発前に、愛車でもレンタカーでも、正常に動くかどうか、必ず点検してください。
タイヤの空気圧は最適ですか、オイルが十分に入っていますか、ライトはすべて点灯しますか。事前に点検しておけば、旅行中にクルマが故障するリスクや、事故に遭うリスクを減らすことができます。とはいえ、万が一に備えて緊急ロードサービスの番号を携帯電話に登録しておきましょう。112は、警察や緊急医療チームを呼ぶ番号で、すべてのEU加盟国で使えます。
最後に、愛犬家の皆さまへ。ペットと一緒に旅行するのは大変ですが、旅行中でも愛犬と離れたくないという方は、愛犬とのドライブを愉しむ方法を学んでおきましょう。
北ヨーロッパ:
- 保温性能に優れたジャケット。4月や5月であっても、北欧などの多くの場所では非常に寒くなります。
- 長袖の肌着。
- 高品質のレイン・ジャケット。季節に関係なく、十中八九、旅行中に一度は雨に降られます。
- 虫よけスプレーは、冗談抜きで必要です。標高の高い場所に行くほど、悩まされることになります。ディートが成分に含まれているかどうか確認し、含まれていないものは家に置いてきても構いません。
南ヨーロッパ:
- 窓の日よけ。日向にクルマを停めておく場合でも、灼熱の車内に戻らなくてすみます。
- アイスボックス(できればドライアイス入り)。暑い車内で冷たい飲み物、おやつ、フルーツなどを入れられます。すべてのものをクルマに載せるのは無理そうだという方は、ドライブ旅の荷物を上手に積み込む時の5つのアドバイス方法をご覧ください。